フリーペーパー『みやざきママパパhappy』にて絵本のご紹介、始めました!

2017年04月13日

皆さまこんにちは。スタッフ押川であります。今回のブログは、ちょっとしたお知らせを。

子育てについての情報発信やイベントを手がけるなどして、子育てに励むお母さんお父さんを支援しておられるNPO法人「みやざきママパパhappy」さんが、1年に4回出しているフリーペーパー『みやざきママパパhappy』(略称「ミヤマパ」)。今月(4月)初めに配布が始まっている最新号から、不詳、もとい、不肖わたくしが絵本をご紹介するコラムを連載させていただくことになりました!

連載第一弾として取り上げさせていただいたのは、ヨシタケシンスケさんの大ヒット絵本『もう ぬげない』(ブロンズ新社)です。
着ている服が引っかかって脱げなくなってしまった男の子の奮闘ぶりをユーモアたっぷりに描いたこの絵本。見ているだけでなんだか笑いがこみ上げてくる表紙の絵に一目惚れしてしまい、即買いして読んだ作品です。もう最初っから最後まで笑いが止まらない愉快さで、読むとHappyになれること間違いなしの、超オススメ絵本であります。

子どももいなけりゃ、まだ結婚すらしていない(苦笑)わたくしめが、こういった子育てママパパ応援フリペで絵本をご紹介していいんだろうか?という、若干のとまどいというか気おくれというかなんというか・・・があることは否めませんが、子どももオトナもHappyになれるような、楽しくて素敵な絵本を、自分なりにご紹介していけたら、などと思っております。よろしければ、どうぞお目通しになっていただければ嬉しいです。
・・・あ、これはぜひ申し上げておきたいのですが、書き手の紹介にある「けんちゃん」なる文言は、わたくしのほうから「そのように書いといてくれ」とお願いしたワケではございませぬ、念のため(笑)。

この『みやざきママパパhappy』、発行が始まって4月で10周年という、歴史と実績のあるフリペなのです(おめでとうございます!拍手パチパチパチ)。子育てに頑張るお母さんお父さんの紹介や、お役立ち育児情報、子育てサークルなどの紹介など、さまざまな子育て情報がギュギュッと詰まっております。

『みやざきママパパhappy』は、宮崎市を中心に県内14市町で、図書館などの公共施設、子育て支援センター、保育園、病院、スーパーマーケット、商店、飲食店などに配布スポットが設けられております。
まだご覧になってみたことのない皆さまはぜひ一度、お手にとってご覧になってみてくださいませ。

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岩切書店(宮崎こどものとも社)

本のことなら岩切書店、えほんのことなら"こどものとも社"。
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愛らしさと遊び心たっぷり。岩合光昭さんの写真絵本『10ねこ』

2016年11月11日

こんにちは。スタッフ押川であります。

多くの人が思いもしなかった結末となった、アメリカ大統領選のインパクト冷めやらぬ今日この頃。ここは、「トランプ現象とアメリカのこれからがわかる本」ってのをいくつかご紹介したい気持ちにも駆られるのですが・・・まだ読んでもいない本を紹介するというのはやはり気が引けますので(これからいくつか読みたいとは思いますけども)、ここはしばらく前に出た、気持ちがほっこりするような写真絵本をご紹介させていただくことにいたしましょう。

動物写真家の岩合光昭さんといえば、世界中の野生動物の姿を生き生きと捉えた素晴らしい写真で知られていますが、岩合さんがライフワークとしているのが、日本と世界のネコたちの取材です。今年の春、宮崎県総合博物館で開催された岩合さんのネコ写真展「ねこ」を観覧された方もおられることでしょう。
今回ご紹介する『10ねこ』(福音館書店)は、その岩合さんのネコ写真から生まれた写真絵本であります。

ちょっとぽっちゃり気味のネコが、カゴにすっぽり入って気持ちよさげに寝ている「1ねこ」から、みんなして尻尾を立ててゾロゾロ歩いている「10ねこ」まで。ページをめくるごとに、画面に写っているネコの数が1匹ずつ増えていく、という趣向でまとめられた写真絵本です。

とにかく、写っているネコたちの可愛らしいこと。とりわけ、ドアの前でズラリと並んだ「6ねこ」の子猫たちの愛らしさなんて、もう反則級というかなんというか。
表紙を飾る、ゴロンと仰向けに寝っ転がったネコの写真もユーモラスでたまりませぬ。ちなみにこやつ、しばらく前までわが職場のマスコット的存在だったノラネコちゃんにそっくりと、職場ではもっぱらの評判でありました。

愛らしいネコたちの姿だけでなく、ネコたちのいるそれぞれの場所の風景も、岩合さんのネコ写真を楽しみポイントでしょう。
階段をヒョイヒョイ登る「8ねこ」のネコたちがいるのは、近くに海を望むのどかそうな集落。これを見ていると「あー、こういうところでのんびり散歩したくなるのう」などと、思ったりいたします。
それぞれの場所で、このネコたち(そして、その背後にいるはずの住民)はどんなふうに暮らしているのかなあ・・・そんなことに想像を膨らませるのも、また楽しいのではないかと思います。

愛らしさと遊び心がたっぷりの、ほっこりする写真絵本『10ねこ』。ネコ好きの方もそうでない方も、ぜひご覧になってみてくださいませ。

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ことばとあそぶ

2016年10月25日

おすすめの絵本セットのご案内です。

福音館書店の『ことばとあそぶ』です!

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セット内容は、

・がちゃがちゃ どんどん ・ままです すきです すてきです ・おかしなおかし

・ひょっこり ひとつ・おいしい かぞえうた ・あらら ありゃりゃ 

・おおきくなったら ・ぐやん よやん ・かいものづくし ・ねこ・こども

の10冊です。どの絵本も、ことばあそびやことばのリズムを子どもと楽しむとても好評の絵本セットです!

残りの在庫も少なくなっているようですのでお早めにお買い求め下さい!

本体価格:9,000円 対象:2歳~(目安です)

詳しくは、福音館のHPをご覧ください!

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初代ウルトラマンの撮影現場がよくわかる『ウルトラマンをつくったひとたち』

2015年02月18日

こんにちは、スタッフ押川であります。
普段はノンフィクション系の本ばかり読んでいるわたくしですが、1ヶ月に1冊程度、絵本を読むようにしております。
とはいえ、とりたてて絵本に詳しいわけでもないわたくしにとって、絵本に関する良き情報源となっているのが、SNSでつながっている絵本好きの方々。今回ご紹介する、この『ウルトラマンをつくったひとたち』(偕成社、税込1728円)も、そういった絵本好きの方のお一人から教えていただいたものであります。
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作者の一人、いいづかさだお(飯塚定雄)さんは、特撮の神様・円谷英二特技監督の門下で、『ゴジラ』(1954年)以降の東宝特撮映画や円谷プロダクションのテレビシリーズに関わり、円谷監督亡きあとは光学合成の会社を立ち上げて、数々の映画やテレビ作品を手がけてきた、まさに日本特撮の「生き証人」ともいえる方です。
この絵本では、飯塚さんも関わっていた初代『ウルトラマン』(1966〜1967年)の製作現場を描いています。ストーリーの練り上げから、怪獣やメカの造形、ワイヤーを駆使した操演、大掛かりなミニチュアセットでの撮影•••など、『ウルトラマン』における特撮の撮影風景が思いのほか細かく描かれていて興味深いものがありました。飯塚さんが手がけていた、ウルトラマンの必殺技「スペシウム光線」の作画合成の過程もわかりやすく絵解きされています。
この絵本を読むと、特撮というのは創意と工夫の積み重ねによって成り立っているんだなあ、ということがとてもよくわかります。また、監督や脚本家のようにデカデカと名前が出ることもなかった、操演や特殊効果(ミニチュアを壊したり爆破したりする仕掛けを担当する役目)のスタッフたちもたくさん描きこまれていて、そこに "名もなきスタッフ" たちへの敬意が感じられるようで感銘も受けました。
また、画面の至るところに、宇宙忍者バルタン星人や、古代怪獣ゴモラ、三面怪人ダダなどの、シリーズではおなじみのキャラクターが登場しているのが、大きなコドモ(含むわたくし)には嬉しいところです。

初代ウルトラマンが誕生してから、来年でちょうど50年。その後のCGの進化と普及によって、映画、そして特撮の現場も大きく変わってきてはいるのですが、創意と工夫、そしてチームワークによって作り上げられていく「特撮」には、まだまだ魅力と可能性があるように思うのです。
この絵本を通して、多くの子どもたちに「特撮」の面白さと素晴らしさが伝わってくれればいいなあ。

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